妊娠中はリステリア菌と水銀を多く含む食事に注意
妊娠中はバランスよく食事をとっていれば、あまりこれは絶対ダメ、というものはないのですが、気をつけなくてはならないことが2点ほどあります。
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リステリア菌の感染により食中毒を起こす食品。
リステリア菌は、ナチュラルチーズ(加熱殺菌していないもの)、生ハム、スモークサーモン、肉や魚のパテなどにいることが多い食中毒菌です。
健康な成人であれば、賞味期限や保存方法をまもっていればあまり食中毒は発症しません。
しかし、妊娠中は、一般の人よりも少量の菌でリステリア菌に感染しやすく、インフルエンザ様の症状を起こしたり、流産や死産を引き起こす危険があったりします。
そのため、リステリア菌が多いといわれているこれらの食品を摂ることは避けたほうがいいでしょう。
またリステリア菌は塩分に強く、冷蔵庫内でもゆっくりと増殖するので、賞味期限を守り、冷蔵庫を過信しないようにしましょう。
もし、食べる際は加熱することで予防できますので、食べる際は十分に加熱するようにしましょう。
水銀を多くふくむ魚
魚は良質なたんぱく質やDHA、EPAなどの良質な脂肪酸、カルシウムなども多く含む食材で、健康的な食生活をいとなむ上で重要な食材です。
でも、妊娠中は少し注意が必要になるものがあります。
魚には、食物連鎖によって自然界に存在する水銀が取り込まれているものがあり、魚を極端にたくさん食べるなど偏った食べ方をすると、水銀により赤ちゃんの発育に影響を与える可能性があることが指摘されています。
私達が普段のお食事で体に取り込んでいる水銀の量は、健康に影響を与えないと考えられる最大量の59%と言われています。
また体の中に取り込まれた水銀は、徐々に体の外に出ていくため(2か月で取り込んだ量の半分になる)、平均的な食生活をしている限り健康への影響は心配ありません。
ただ、おなかの中の赤ちゃんは、お母さんが取り込んだ水銀を体の外に出すことができないため、影響がでる可能性があるのです。
食物連鎖の上位にいる大型の魚は水銀が多く含まれているので注意が必要です。
具体的には、食べる機会が多い魚としては、マカジキ、メカジキ、ミナミマグロ(インドマグロ)、クロムツ、キンメダイ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロなどです。
これらの魚は週に1回程度の摂取に控えて、小型の魚(アジやイワシなど)にした方がいいでしょう。"